ときどきノー・レーズン・サンド日記

チョコいくら食べてもいい季節|アプリコットロマンスのこと

2022.03.05

こんにちは3月。日中16度までいくのにそれを知らずバチバチに防寒して外に出てしまい折角の春を味わいきれずセーターに汗ダラダラの敗者の姿で街を歩いたりしている平野紗季子です。勿体無い。コートは片手で持つと思いのほか重い。

もうすぐホワイトデーってことで、1ヶ月前はバレンタインだったってことで、この季節、チョコをいくら食べても許されるような空気が好きです。今年もいっぱい食べました。チョコレート、チョコ味のお菓子、いっぱいお取り寄せしました。

一時期、メゾンドゥショコラにバレンタインシーズンだけギモーヴが入ってるボンボンショコラが出たことがあって(ギモーヴ=マシュマロ様)、それがもう、「大人になったエンゼルパイ……。15年の時を経てまさかパリで再会するなんて……」みたいな運命の味がして、大変好みでした。期間中何度も買いに行きました。ほとんど自分のために買ってました。でもそれ以来、全然再販されない。毎年、お願い今年もギモーヴ!って思いながらショーケース覗くんだけどそこに姿はないのです。こんなとき、森茉莉(おそらく)がエッセイで書いていた言葉が頭をよぎります。「好きなお菓子ばかり廃番になる」。まあまた会えるって信じてるけど。そういえばスタバのラベンダーアールグレイティーラテも会えなくなって幾年月…。帰って来てほしい。

これです☝︎ ”15年ぶりにパリで再会したエンゼルパイ”こと、ラ・メゾン・ドゥ・ショコラのパデュトゥーレゾナブル。2019年のバレンタインコフレで登場。ブルボンバニラ風味のギモーヴ入りのミルクチョコレート。すごい色味のアー写だ。

 

ていうか。

ノーレーズンサンドのブログページなのに信じられないくらい関係ない話していますね。すみません。あれですよ、今日は発売中のお味「APRICOT ROMANCE」のことを話しに来たのです。

じゃん。

おかげさまでとっても人気者のAPRICOT ROMANCEさん。甘酸っぱいアプリコットにアールグレイのクリーム(ミルクティーのような感じになります)にミルクチョコのクリームを合わせて、ヘーゼールナッツ入りの香ばしいカカオサブレでサンドした逸品です。バレンタインやホワイトデーのシーズンにぴったりのかわいらしくてロマンチックなフレーバーとなりました。(3月6日(日)発売分は3月11日(金)発送を予定していますので、ホワイトデーのギフトにもぜひです🎁)

断面はこんな感じ。よく見るとミルクティークリームが脇を固める真ん中にミルクチョコレートのクリームがスタンバイしているのです。いいよね。

私は、あのミルクチョコレート独特のふああって靄に包まれるような浮遊感が大好きで、その靄の中にミルクティや甘酸っぱいアプリコットや時々ナッツの香ばしい感じとかが広がるのはちょっと…言葉を失うほど好きな味の世界観です…。

購入してくださった方からも「思考回路はショート寸前のミラクルロマンス味」(セーラームーンですね)、「ロマンスの神様今日もありがとう」(広瀬香美さんも来てくださいました)などのコメントがSNSを通して寄せられており、わかる、そうなのよね、ロマンス味って無敵だよね…。と嬉しく思っています。

「APRICOT ROMANCE」も、残すところあと3回。ノーレーズンサンドイッチを通して良きお茶の時間をお届けできたら何よりです。私は引き続きチョコ味のものを食べまくる3月にしたいと思います。

 

written by Sakiko Hirano

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