ときどきノー・レーズン・サンド日記

ノーレーズン東京駅店スタッフ日記|寄り添う菓子。

2025.07.08

あの食の宝庫ともいえるグランスタ東京さんに、(NO) RAISIN SANDWICH一店舗目がオープンしてから4か月が経った。

電光石化の如く一瞬にして過ぎ去った数ヶ月。

奇跡的なことが続きすぎてもはや懐かしい、と記憶が遠くなってまでいる。だって、だってね、いつも目をきらっきらに輝かせてはPOP UPに足繁く通っていたノーレーズンが念願の店舗オープンという夢心地な知らせに始まり、ノーレーズンへの愛はいうまでもなく、何より食への愛が強く大きなオープンスタッフ工房スタッフさんたちとの良き出会いを得て、個性豊かで愉快な仲間たちとあーだこーだ言い合い笑い合いながらオープンに向けて準備を進めたかけがえのない日々。ここまでもあっという間だったのに、無事オープンすることができた歓喜の余韻に浸りながらお客さまに愛の詰まったお菓子たちを“手と手”を通して渡す日々は、とても満ち足りていて、たくさんの幸せに触れることができ、あっという間だったのです。

何がそんなに幸せかって、どのお客さまもお菓子たちを手にした瞬間、お顔がふっとやわらぎ微笑んでらっしゃるから。その束の間にも美しい微笑みを目の前で見られるということ、何よりの幸せであり、私ことスタッフのMizuriは大いに心の満ち足りを感じております。

私はお菓子を片手に店を去るその背中を眺めては、「是非ともこのお菓子たちに癒されてほしい」「温かい飲み物と一緒に少しほっとできる自分時間を過ごしてほしい」という願いを口にこそ出しませんが、ひっそりと願っています💫

ノーレーズンのお菓子はどんなに疲れていても、ちゃんと寄り添ってくれます。いつ食べても“おいしい”と思える素晴らしきお菓子です。グランスタ限定として光り輝く愛おしきキャラメルくま箱のキャラメルサンドは特にそう。なんてったって常温持ち運びOKという手軽さ気軽さ心地よさの三拍子(?)、これは私の経験談を基に保証したいと思います。

私もある疲れきった夜、食べたいものも思い浮かばず手に取ったのが、YESとNOのキャラメルサンドでした。あまりにもおいしく、おいしいとしっかり感じられていることも幸せで、さっきまでの重い足取りが嘘のよう。

「YES」は、サブレをざくっと噛み砕けば鼻を抜けるナツメグ、その隙間を縫うようにじわじわと広がるバターの香り、ラムレーズンとキャラメルだなんてこってりなはずなのに妙に軽やかで食べ心地が爽快。

 

見てください。とろけるキャラメルの美しいさまを。

 

「NO」は、甘み苦みの比率がベストな塩梅、カカオサブレのさくほろっとしたほろ苦さ、アプリコットと紅茶が合わさった上品な甘さ、キャラメルの香ばしさ、これまた心地よく最後までおいしい。

こちらは積んでみました。

☜箱も。積むってかわいい。

 

そんなこんなで絶対的自信をもってお届けできるお菓子たち。ご自愛にはもちろん、お友達へのプレゼントとしても「かわいくておいしい」なんて最適ではありませんか。もし東京駅近くを通るよ~といった機会がございましたら、是非いつか足を運んでみてください。

と、ご案内をしたところまではいいのですが、迷子にはお気をつけください(笑)

皆さまご想像の通りグランスタ東京さん大変広くなっておりまして、働いている身といたしましても駅構内で道に迷う日々です...。

丸の内北口が一番近い改札です、といわれたところで方向音痴の私からしたら頭の中にはてなマークがぽんぽん浮かびます。 (?)(?)(?)

きっと、道に迷われてやっとの思いでお店にたどり着くお客さまも多い、ということは駅構内で道をどなたかに尋ねる方も多いわけです。

そうすると尋ねられた側もそのお店が気になりはじめるらしく、意図せずお客さまがまた別のお客さまを、と素敵な出会いとして運んできてくださることもあるのです。

なんだか全てが繋がっているのだなあと嬉しく、心がぽかぽかしました。これからもそんな風にたくさんの方と繋がっていきたいですし、お菓子を通して人と人をつなぐお店になれたらと思います。

いつも、いつでも、皆さまの「おいしい」「かわいい」に寄り添えますように。東京駅でお待ちしております。

Written by Mizuri 

 

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